昔の袖が短い着物を着るとき、襦袢はどうするの?
お母さんやおばあちゃんの持ち物だった着物は、寸法自体が小さいことが多いですが、それに伴い、袖が小さいこともありますよね。私も、最初、母の着物を着ようとしたとき、いつもの長襦袢が袖からはみ出してしまい、悩んだことがあります(^^;
『筒袖』の簡易襦袢を着てみる
今回、私が購入したのは、このようなものです。
袖が筒状なので、袖の大きさに関係なく着られる
そんなとき出会ったのが、『筒袖』の簡易襦袢です。写真のように、袖が筒状になっているので、昔の短い袖でもはみ出すことがありません。
正絹ではないので、すぐに洗える気楽さ
簡易襦袢ですので、正絹ではなく、綿やポリエステル素材ですので、汗をかいても、すぐに家で洗うことができます! もちろん、正式な場所には着ていけませんが、あくまでも『昔の母の着物』を洒落着として着るには、便利だと思います。
簡易ではあるが、衿がしっかり決まる
衿芯を入れられるものであれば、そのままで衿が決まるので、1枚で着られて便利です。
ただ、胴回りなどの補正は、タオルなどでしっかりしてあげましょう。しわが寄らず、きれいに着られますし、タオルが汗を吸うことで、着物を汚さないことにもつながります。
まとめ
最初に着付けを習うときには、必ず、正絹の長襦袢で練習するのではないかと思います。基本をしっかり身に着けることは大切なのですが、普段、お洒落着を気楽に着るにあたっては、簡単、自由に着てよいのではないでしょうか。
とにかく、『着物を着る』ハードルを下げて、思いついたときに、気軽に着られるようにしていきたいと思っています。