よく使う帯の種類

着物の基礎知識

帯の種類には、様々ありますが、今回は、よく使う帯3種類についてお話します。

袋帯

袋帯とは、表地と裏地が筒状に縫い合わさった帯で、格は高いものになりますが、素材によってはカジュアルに使うこともできます。長さは420cmから450cmで、結んだときに『二重太鼓』(お太鼓の部分が二重になる結び方)になります。

ちなみに、写真の袋帯は、山形県米沢市の紅花染めのもので、私にとっては印象深い帯のひとつです(^^。

名古屋帯

名古屋帯とは、袋帯を簡略化した帯で、長さは約360cmと、袋帯より短く、結んだ時には一重太鼓(お太鼓の部分が一重になる結び方)になります。長さが短く軽い上に、手先が半幅で縫ってあり、着付けがしやすいので、カジュアルな場面で活躍します。

写真の名古屋帯は、母のタンスから出てきたものですが、実はまだ締めたことがないんです(^^;。近いうちに、チャレンジしたいと思っています。

半幅帯

半幅帯とは、帯幅をすべて半分にした帯で、長さは330~360cmです。浴衣のときに使ったことがある人も多いのではないでしょうか。 その他、小紋や紬など普段使いのときに使用します。結び方をいろいろ工夫して楽しむことができるのも特徴です!

私は、まだまだ半幅初心者なので、これからいろいろな結び方にチャレンジしていきたいです!

まとめ

大きく3種類の帯の特徴についてお話しましたが、細かくはもっといろいろな種類があります。袋帯で金銀が入っているものは礼装に使うなど、着物との『格』を合わせることも考えましょう。普段におしゃれとして楽しむには、名古屋帯や半幅帯の出番も多そうです(^^。

同じ着物でも、合わせる帯でかなり印象が変わるので、いろいろな帯を合わせて楽しんでみましょう!

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